吾妻山 2012.6.26

あずまやま・1239m(広島県庄原市・島根県仁多郡奥出雲町)



吾妻山(あづまやま)は広島県庄原市と島根県仁多郡奥出雲町と境にある標高1239mの山。比婆道後帝釈国立公園に属している。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が比婆山に眠る妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)を「ああ、吾が妻よ」と山頂に立って生前を偲んだことが山名の由来とされている。

万年山
大膳原から見る吾妻山

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歩行距離 5.5km
所要時間 3時間00分
累積標高差 (+) 422m  (-) 422m
コース 広場08:25 → 峠08:50 → 大膳原09:00 → 吾妻山09:45 → 大膳原10:55
 → 峠 → 広場11:25


昨日、道後山に登り移動。今日は、吾妻山登山だ。当初の計画では、広島県側の吾妻山国民休暇村から登ろうとしたが林道が通行止めになっていたため、島根県奥出雲町の大峠から登ることにする。大峠の駐車場を過ぎ、車で林道終点まで行く。急で狭いコンクリートの林道は、ハンドルを切り損なうと道から落ちてしまいそうなので、慎重にゆっくりと登っていく。ベンチがあり、車が2−3台おける広場に着き車を置く。鬱蒼とした森と、クマの出没という恐怖で行こうか行くまいか迷うが、勇気を振り絞り歩き始める。

しばらくコンクリートの林道の続きの急坂を登っていく。自然林と杉の森の中を行く。朝靄の森は空気が清々しい。吾妻山山頂までは、2.2km。沢沿いの急登の砂利道に変わる。最後の橋を渡り、沢を離れしばらくして樹木のトンネルを抜けると尾根道・横田別れに出る。左に行けば烏帽子山(1.8km)、右へ行けば吾妻山(1.6km)である。右に折れ吾妻山に向かう。道は広く歩きやすくなる。立派なベンチがある。視界が開け大膳原にでる。後方に出雲烏帽子山、比婆山、立烏帽子山が見えてくる。前方には、どっしりとした円錐形の吾妻山が姿を現し感動する。登山道周辺には沢山の花が咲いている。

中国山地は、タタラ製鉄が広範囲に行われており、この山も製鉄用に木材が伐採されたあと、牛の放牧が行われていた。大膳原の近くには避難小屋とキャンプ場がある。草原を過ぎると樹林帯に入る。南ノ原の分岐を通過。樹林帯を抜け再び視界が開け、歩いてきた大膳原とその向こう側に比婆連山が見える。雄大な景色だ。

絶景を楽しみつつジグザグの山道を登っていく。南ノ原への分岐の尾根道を右に折れれば山頂は目の前に見える。12:00吾妻山山頂に立つ。360度の大パノラマが拡がる。眼下には吾妻山国民休暇村が見える。比婆山周辺には雲がかかり、神秘的で神話の山の真骨頂である。まずまの広さの山頂で楽しい弁当タイム。サンドイッチとカップヌードルを食べる。食後、広島市から来た夫婦にコーヒーをご馳走になり話をする。広島県側から登ってきたとのことで、週末には広島県周辺の山々に登っているそうだ。心遣いに感謝する。13:00往路に沿って下山開始。14:30駐車場にたどり着く。萩に向かい帰路に就く。帰りは、時間短縮のため中国自動車道を利用する。



丹沢山
大峠から林道を登り広場に車を止める。
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吾妻山は神話の国
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フタリシズカ?
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コアジサイ
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コアジサイ
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アザミ
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鞍部の峠に達し、右に折れ大膳原の方向に向かう。
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吾妻山山頂(1239m)に立つ。
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大膳原から吾妻山を見る。
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大膳原から比婆山方向を見る。
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吾妻山から比婆山を見る。
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吾妻山山頂
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吾妻山国民休暇村の方向を見る。
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比婆山に雲がかかる。
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